りはくふねにのりてまさにゆかんとほっす。
どの教科も得意じゃなかったわたしですが、漢詩は好きでした。
漢詩だけ。
国語の中の、古典の中の、漢文の中の、漢詩だけが。
好きだからといって成績がよかったわけじゃないのですが、一時は「好きな詩人? 李白です」なんていっていたほど。
そんな李白が、自分の名前を主語(?)にしているこの詩、その一行目だけがずっと記憶に残っていたのです。
サンキュー、Google。
検索すれば、全部出てくるのですね。
「贈汪倫」(汪倫に贈る)というタイトルだとか。
そうだそうだ、こんな内容だった…と、なつかしく読みました。
興味あったらググってください。←不親切
わたしも、またいつか続きを知りたくなったら、ググってみよう(暗記しとくという選択肢はないのだろうか、4行なのに)。
最近、たまにですが、「ずーっとずーっと忘れていたこと」(覚えているかどうかも覚えてなかったこと)が頭に浮かぶようになりました。
いえ、「頭に」じゃないですね。
何年も意識に昇らなかった名称や人名が、頭に浮かんだと思うまもなく、ふわっと口から出てしまうことがあるんです。
こんなこと、よく覚えてたな、自分!
感心するのと同時に、気味悪かったりもするんです。
(そのくせ、今日会った知人の名が半日思い出せない、ということも起きます。映画俳優の名が出てこない、とかね、その人の出演作のタイトルは瞬時に3つくらいいえるのに)
わたし、壊れはじめているのかなぁ。
うわあ、思いがけず恐ろしい話になってしまった…。
李白から始まって、顔面蒼白で終わる今日のブログ。