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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

わかさぎの橋

予定外だったけど時間と油があるから、おかずをもう一品作ろうと思って、わかさぎを揚げました。

粉をつけてあって「揚げるだけ」になっている生協の冷凍品です。

からりと揚がって、お皿の上でつんつんしているわかさぎたち……一匹つまんで食べてみたら(あ、文字どおりのつまみ食いですね、名目は「味見」だけど)。

刺さりました。

 

わかさぎは小指より細いようなサイズなので、「骨がささった」とは思えない。

わかさぎのカケラがのどに……イメージとしては深い竪穴の上に渡した一本橋のように、横向けに、はまっている感じ。

インディジョーンズとかスターウォーズとかにそういうシーンがなかったっけ? ロードオブザリングかな?

 

とにかく、引っかかって取れないのです。

咳払いしても、「あああー」と歌うように口を開けても(さすがに声は出してません)、お水を飲んでも。

上から押し込もうとするのは、危険(深く刺さる可能性もある)と思って、固形物は食べなかったけど。

 

大丈夫、わかさぎなんだから。

いずれふやけて、竪穴に落ちてくれるはずだから。

気にしちゃダメ。忘れていよう。

そういい聞かせて夕食の支度を続行したら、食事はできあがるころには橋も落ちていたのでした。

 

いつか盛大に(詳細を)書きたいと思っていますが、若いころ、特売で100円の鯵の骨がのどに刺さり、耳鼻科で抜いてもらうのに5000円かかった過去があるんです。

わかさぎ落下を信じながらも、脳裏にはそのことがずっと浮かんでいたのでした。

 

ところで、「戦場にかける橋」という映画を見たとき、それまでずっとタイトルがレトリックだと思っていたので(友情の架け橋的な)本当に戦場に橋をかける(造る)話だったので、びっくりしたことがあります…(まんまやん!)。

そんな橋の思い出。