今朝、ふと本棚を見たら「ふたりのロッテ」(ケストナー)が目に入ったのです。
これ、小3のとき、盲腸で入院したわたしに親戚が贈ってくれたもの。
ってことは…約半世紀前の本!?
裏表紙を開けると、なつかしいものが出てきた。
これは中学か高校のときだと思う。
何かの本で「蔵書印」を作って自分の本に押している…というのを読んで、消しゴムを彫って作ったんです、蔵書印。
そのころ持ってた本には、たぶん、みんな押した……ほとんど残ってないけど。
小3のわたしにはケストナーでもむずかしかったから、ちゃんと読んだのはもっと後。
この本がおもしろかったから、他のも読んだのだと思います。
今でも、「人生のベスト3は?」と聞かれたら「飛ぶ教室」をあげてしまうくらい、ケストナーが好きだった。
「飛ぶ教室」は翻訳や版元が違うもの、集めてた(見つけるたび買ってた)くらい。
(マティアスと訳してあるものより「マチアス」のほうが好きだ。←細かい)
その前にフランス語講座を聴いてたけど。すべて身についてないけど。
(たぶん、そのあたりから、エスペラント語に移行していったのだと思うけど、それはまた別の話)
ところで、この「ふたりのロッテ」の後ろのページにケストナー全集の案内があって、一冊350円って書いてある!
350円!
350円……
350……