9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

C→B(通知表の成績が上がった話、ではありません)

東京に来ました。
来ています。

蒸し暑さなら全国のどこにも負けないと思う名古屋近郊の住民ですが、東京も昨日はかなり蒸していて※、その中を移動したので、ぐったりです。一日の歩数は21000歩。


※わたしはよく「真冬のラーメン屋」と呼んでいるのですが、冷房の効いた場所から外に出るとメガネが白く曇るのが名古屋の蒸しっぷりです。昨夜は東京でもその現象が起こりました。


昨日の最終的な目的地(は、ホテルか。そのひとつ前の目的地は)代官山でした。
そのひとつ前に、渋谷駅の近くに立ち寄っておりまして、そこから東横線を目指したのです。
代官山駅は、渋谷駅から一駅、乗車時間2分程度の距離です。

でもね!
東横線、いつからあんなに深くなったん?(元・都民)
行けども行けども(下りども下りども)ホームに着かないの。

渋谷から直接、代官山に歩いたほうが早く着いたんじゃないかと思えるほどです。
この季節じゃなくて、ちゃんと土地鑑があったら、そうしたはず。
実際、地元なら(その程度の距離なら)歩いているもの。


東京のあちこち、あんなに深く線路を掘るって……実は日本人の祖先は蟻さんですかね(よく働くしね)。


ところで、タイトルの話。
月に2回くらい上京するわたしが、初めて遭遇したので。

混んでいるとわかっているときは必ず、通路際の席を予約します。
上りの東海道新幹線なら、座席はこんな感じ。

  名古屋↓【ED CBA】↑東京

だから、DかCを選びます。
席を立ちやすいし、通路側に体を傾けられるし、どうせ「寝るため」に乗るのだし(窓の外は見ない)。
昨日もC席を取っていて、名古屋駅で乗り込んだら、席にたどり着いた途端、隣のB席の男性に頼まれてしまったの。
後ろのB席に友だちがいるので、かわってもらえないかって。

別にいいか、と思ってうなずいたんだけど(即断即決のわたし)。
座ってみて気づいた(遅い)。
B席じゃん!
どうしてもどうしても座らないといけないとき以外、絶対に取らない「間に挟まった席」じゃん。

とりあえず「寝る態勢」に入りながら、「わたし、お人よしか?」と後悔したのでした。
いえ、断ったら、それはそれで気まずかったと思うので、いいんですけど。
とりあえず「わたしって親切だワ」と思うことにして(←ここらへん、人間が小さい)寝ました、小田原あたりまで。


実際、これが「作品」なら、このできごとを「親切」とは表現しないと思うんだけど。


それで、代官山。
目的地のお店が(ちゃんとルートを印刷していったにもかかわらず)よくわからなくて。
まちがったビルに入ってしまったのです。どう見てもお店なんかないので、「あれれ」と思っていたら、通りかかった管理人さんらしき男性が「ご用ですか?」と声をかけてくれて。
「レストランに行きたいのです」
と答えたら、手にしていたゴミ袋(?)をその場に放り出して(まじでロビーにドサッと)案内してくれたの…元の道まで。

えー、口で言ってくれればいいんだよ、袋、どうするの、と思いながらついていくわたし。
彼は「まちがう人、多いんですよ」といって、正しい場所を教えてくれたのでした。
なんて親切な!
ぼんやり者のわたしも、ちゃんとお礼をいえるくらい親切だった(お礼をいったことを記憶しているくらい、「ちゃんと」いえた)。

そのとき、「ああ、誰かに親切にした人(わたしですヨ)は、誰かに親切にしてもらえるんだ」なんて思ったのでした。
ま、わたしの場合、親切にしたというより「邪険にしなかった」程度のことですけども。
このできごとを作品化するときは、ふたつのエピソードを単純化して、きれいにシンクロさせないといけないよなぁ……とか考えているわたしは、創作バカであります。