9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

住んではいけない部屋

本が散乱する、わたしの仕事場のことではありません(←住みにくい部屋)。

 

数年前の映画、「残穢…住んではいけない部屋」を観ました。

このところ、お昼寝後とかに、なかなかしゃっきりしないとき、仕事もSNSもあきらめて映画を観ることにしているのです。

(平たくいえば、怠けています)

 

最近、それで選んだのが「残穢」。

主人公は作家で、担当編集者さんが「なーんかヤな感じー」(役者さんのせいではないです)なのが気になってしまったけど、それは話の本筋ではないので割愛です。

 

怖い系の映画はたまにしか観ませんが、そのたびに考えてしまう。

「わたしにとって、怖いってどういうもの?」

 

とりあえず、BGMと「顔芸」(異様な表情のアップ的な)で怖がらせるのは反則だ、とわたしは思うのです。

それは単に「びっくりさせている」だけでしょう、って。

 

とはいえ、やっぱりわたしにとっても怖かったのかなぁ、この映画。

観た日の夜は、夢も怖かった(自分の家の階段なのに真っ暗で最後の一段が見えなくて…みたいな)。

あと、現実に、積んである本のあたりで擦れるような音がしたり(崩壊の前触れ?)。

 

この映画ね。

ネタバレになってはいけないと思うのですが……なってたらごめんなさい。

映画の中で、わたしが「怖くて」ビクッとなったのは、登場人物がセリフに「間」を取った、その「間」の瞬間でした。

 

これは新しい!

そう思ったのです。

 

以来、「この演出、文章作品に応用できないかな」と考えているわたしは、もしかしてすごく仕事熱心なのではないでしょうか?