昨年、「君が代」が歌えるようになりました。
先にいっておくけど、思想信条的なこととは全然関係ありません。
能力的な問題です。
だって…この歌って、めっちゃむずかしくないですか?
先日、大相撲の巡業のことを書きましたが、ここでも国旗に向かって国歌斉唱、というコーナー(コーナー?)がありまして。
歌いましたよ、「君が代」。
昨夜、とある場所で、まわりにいっぱい人がいる状況で(つまり「みんなで歌おう」なシチュエーションで)やっぱり歌いました。
♪カッコー、カッコー、カッコカッコカッコー
楽しかった!!
「それが何なの?」
っていわれそうですが、以前のわたしなら、口パクでやり過ごしていたはずのシチュエーションなのです。
みんなと歌えるなんて、すごい(当社比)進化です。
どうやって進化したのかは、いつかまとめて書きたく思っています。
どうして進化できたのかは、ひと言でいえば、
「コンプレックスを減らす作業」
をしたからです。
「減らそー!」
と意図したわけではなく、いわば「好奇心」を満たすために始めたこと……
なのに、その日、その場に立ったら、思わず口にしてしまったのです。
「コンプレックスを減らしたい」って。
作品ではあたりまえに使う「思わず」というコトバ。
その瞬間まで「思ってなかった」だけ。
「心の底にある」から出てくるんだな、と、あとからしみじみ考えました。
心にもないことは、いえない。できない。
昨夜、カッコーカッコーしながら、改めてそんなことを考えたのでした。
わたくし、コンプレックスなら売るほどあります(但し非売品です)。
このままで寿命を迎えることになっても、いいのでしょう(遺品になって迷惑をかけるってこともなさそうだし)。
だけど。
この年になっても…そう、今からでも減らせるものは減らせばいいんじゃない?
そんなことに、今さらながら目覚めた夜でした。
「もう起きちゃいかが?」
と、カッコーにいわれたしね!
今日は、その「減らしたい」発言の発祥の地を再訪します。