9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

壁を見よ。

「またやってしまった…」

 

チェックアウトしようと荷物を持って、カードキーを部屋に残したまま、ドアを閉めるという技を。

 

東京で泊まるときはいくつかの定宿…ってほどでもないけど、慣れたホテルの中から、立地や費用、空室状況によって選びます(ほとんどがビジネスホテル)。

水道橋あたりが圧倒的に多いのですが(新人賞をいただいたときに泊まったのが水道橋だったので、それ以来ずっと)少しずつ範囲を広げてきました。

 

で。

わたしが近年泊まったホテルだけを見ても、

「1」部屋番号のプレートがついた物体的なカギ(外出時はフロントへ)

「2」外出時も持ち歩けるカードキー(室内では、壁にさす)

「3」ドアのテンキーで暗証番号を入れて開ける

という違いが。

 

「1」は、けっこう面倒。

チェックアウト時はともかく、滞在中に外出する際フロントに寄り道してカギを預けて「ちょっと出かけてきます」というのが…(わたし、愛想悪いので)←ドクターX風

というか、「いってらっしゃいませ」といわれるのが苦手なの。

いえ、行き先はそこのコンビニで…とか、意味もなく弁解したくなっちゃう。

 

物体としてのカギがない「3」は、「室内に忘れる」ということが起きえないので、ここでは無関係。

(脳から忘れる、という危険とは隣り合わせだけど、チェックアウト時なら問題ない)

 

で、今回、2回目をやらかしたのは「2」です。

前回と今回、違う系列のホテルですが……どちらも「2」のタイプ。

壁のホルダー(照明のスイッチでもある)に入れたまま、荷物を抱えて廊下に出て…。

 

前回は、ほかの部屋を清掃している係の方がいらしたので、挨拶すべきかな…目が合ってからにしようかな、なんて、そちらを見ているうちにパタン、とドアが閉じて、「あっ」。

 

今回は…。

今回は何を考えていたのだろう?

とにかく、気づいたらカードキーを持たずに廊下にいたわけです。

 

どちらも「そもそもカードキーを手に取らないのが悪い」わけですよね。

部屋を出る際、そっちに目を向けてなかった…。

『壁を見よ』

ってドアの裏に貼っとこうかな(それをはがし忘れて帰る未来が見える)。

 

フロントに降りて「すみません、カギを室内に…」といえば、ホテルの方が開けに戻ってくださる。

怒らず、笑わず、さらりと了解してくださる。

でも、連れ立って部屋に戻る時間がね…。

エレベーターに乗ったり廊下を歩いたり(無言で)。

大きなホテルではないのに、ほんと、長かったです。