あなたに還付金があるの」
とうとうわが家にも(正確には夫の母の専用回線に)その手の電話がかかってきました。
「よくある手口」のバリエーションですし、詳しいことは書かないほうがいいと思うのですが(わたしの場合、守秘義務もあるかも)…。
関係各所とのやり取りで、ひとつ、わたしにとって目からウロコな「警告」をいただいたので、自戒の意味も込めてシェアします(とっくに周知されていたらごめんなさい)。
こういう電話って、初回から騙すとは限らないのですね。
やり取りの中でこちらの情報を盗んでる。
ひとり暮らしか、「しっかり者」か「うっかり者」か(脳の老化度)、家族との関係は密か、「お金」というワードにどう反応するか(うれしがるか)など。
実は今回、相手が大きなアクションを起こさなかった(≒引き下がった)ことで、
「騙されずにすんだ~」
みたいな『気のゆるみ』が(わたしに。たぶん義母にも)起こりました。
怖い。
ゆるんだままでいたら、もっと巧妙な第二弾に騙されたかもしれません。
もちろん、自戒していても第二弾が来る可能性、騙されてしまう可能性はある…。
報道、広報等でご存じかと思いますが、この手の電話に対して警察が推奨するのは「ナンバーディスプレイ導入」または「常に留守電」です。
義母の電話は設備の関係で無理。
留守電さえ「ない」んです。
(機能的には昭和の黒電話とさほど変わりません)
電話機を変更するまでのあいだ、義母への電話はなるべくわたしが出て、かわいい声で応答したいと思います。
御しやすい「ひとり暮らし高齢者」と思われないように(実際、そうじゃないし)。
みなさま(のご家族)も、くれぐれもお気をつけて。