こんなタイトルをつけてごめんね、ヒメソバツル。←ヒメツルソバです!
(素でよく間違う。「ソバ」と「ツル」、どっちが先か覚えられなくて)
わたしにはいくつか「苦手なもの」があります。
そのひとつが、ヒメツルソバ。
ほかの植物が枯れたり褪せたりしてくる時期のせいか、よけいに目につく、あの可憐なピンクの花。
可憐な…といいつつ、なぜ苦手なのかというと、
「宇宙からの侵略者」
に思えるからです。
ごめんなさい、中二っぽくて。
いつのころからか、この花、ひとさまの家で目につくようになりました。
目につくのは、家の敷地からはみ出して路上にまで広がるからです。
可憐な花、なのに、あの丸っこさがキノコっぽいことも相まって、
「ぼくの地下室へおいで」(レイ・ブラッドベリ)
を連想してしまう……。
(この短編は萩尾望都のコミカライズで知りました)
とにかく、その丈夫な広がりっぷりに、ゾクゾクしちゃうのです。
いえ、ホント、かわいいんですけどね……でもね……。
ヒメツルソバという名を知るまで、わたしの中では「あれ」とか「あいつ」という、敵を遠くに見るかのような呼び方でしたから。
わたしは植物好きです。
(作品でも、トマトやローズマリー、アサガオやチューリップが重要なアイテムとして出てきたりします)
でも、このヒメツルソバと、もうひとつ、どうしても敬遠してしまうものが…。
その「もうひとつ」については、いずれまた(もうすぐ開花期・泣)。