9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

ペンギンになるのだ

今日のブログ、へんてこなタイトルですが。

買った順番もいただいた順番も無視して、この本のことを書きます。

www.sunmark.co.jp

書影をごらんになればおわかりのとおり、この本でポーズをとっているのは人形です。

(本の中には男性の人形もいます。わんちゃんとネコちゃんもいます)

 

こういう本って、わたしもいろいろ買ったりしていますけれども、モデルさんだったり著者自身だったり、つまり「人間」がポーズをとって写ってるのが大半ではないでしょうか(イラストがメインのこともありますが)。

 

いつも人間がモデルの本を読んでいるのに、人形でも違和感を覚えない……それどころか、なんでかな、わたしにはとても「しっくり」きたのです。

 

人間が写っていると、「要らない情報」まで目に入って(心に宿って)しまうのかもしれません。

この髪型は、とか、レオタードの色は、とか。

「この著者だからできるんだよね、このポーズ」とか。

そう、あきらめが、ときにはちょっとやさぐれた気分が、交じってしまう…?

  

この本のモデルが人形なのは、「ちょうどよい高齢者のモデルがいないから」みたいな理由かもしれません(まるで違う意図だったら、ごめんなさい)。

でも、この三次元イラストのような人形を見ていると、各ポーズが端的に理解できる気がするのです、わたしは。

 

お。

出たな、「端的」。

 

これ、わたしが添削講座でたまに口にする(講評に書く)言葉です。

「端的」って何やねん? と聞かれたって辞書的な回答しかできないくせに。

 

いえ、講評で「端的に」というときは辞書的意味から外れるかも。

意訳っぽいけど、「雑味を省いて本質的なことのみ書こう」みたいな感じ?

 

作品によるので、以下はベストな例ではないのだけど、

「身長180センチ強で45歳くらいの男の人」

と書くより、

「のっぽのおじさん」

と書くほうが、スッと伝わる場合ってあると思うのですね(童話では)。

 

この本でポーズをとっている人形たちに、わたしはそんな童話的なものを感じたのでした。

 決して「人形=童話チック」という意味ではないのです。

うまく説明できなくて、歯がゆい…

いつかズバッと説明できる日が来たら、また書きます。

 

 

あ、肝心の中身のこと。

わたし、「ペンギン」(のポーズ)ができなくて、ショックを受けています。

指一本、椅子や壁に触れているだけでできるのに、離した途端、フラフラするの。

人体の不思議(?)。

 

アクロバチックなポーズはないのに、普段使わないところが刺激されたんでしょうか。

いくつかのポーズを試みただけで、筋肉がだるくなりました(「筋肉痛」には至らない感じ)。

確実に「届いてる」みたいです。

とりあえず、自立したペンギンになるためにがんばります。

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今から続ければ、100歳すぎても元気でいられるかも。