先週末、ジョキジョキというかジャキジャキというか、とんでもない切り裂き方をしてしまった上着のポケット……その底を縫いました。
イマイチ構造がわかってないのですが、二か所(二枚)切らないとカードをとりだせなかったのです。
切ったところは全部縫いました。
このことを忘れてしまったときのために、また、縫い目がほつれかけてしまったときに確認しやすいように、わざと生地とは違う色で、目立つように縫いました。
ポケットの底ですから、ひと目には触れませんが。
傷口がギザギザなので、かなり引き寄せて、ガガガッとかがりました。
糸を結ぶときとか、外科医みたいな気分になりました。
(「わたし、成功しないので」)
上着には、反対側にも同じようなポケットがあります。
懲りたのでファスナー付きポケットは使いません……
といいたいのですが、これまた忘れて、使ってしまう可能性があります。
その日のために(?)ポケットの裏地(ゆるみがあって、浮いて、ファスナーに噛まれそうな部分)を縫って押さえました。
それでも、噛むときは噛むかもしれませんが。
最近、
「わたしは肝心なとき、これを思い出せないはずだ」
「わたしはきっと近い将来、また同じ失敗をする」
という想定で、作業をすることが増えた気がします。
この先、開くであろう穴。
それを予測し、塞いでおく…。
おかしな表現ですが、そんな気分なのです。
買い物メモは、「○○がない」と気づいたときにスマホに書いています。
メールの返信も近ごろは「出先であること」を恐れず、スマホから送ったり(帰宅後にPCから、と思っているとそれっきりになりかねないので)。
自分のダメダメっぷりを肝に銘じて、予防に努めているわけです。
(それでも、きっと、近いうちに何かやらかすね)
ペン立てで眠っていた「ペン型ハサミ」も、旅の常連に加えました。
もう、ポケットを切るような事態には陥りたくないですが。