1月は、6つ(も)書けたのに。
2月は、とうとう掌編小説が書けませんでした。ひとつも。
なぜだろう?
先月は乗りまわせた自転車、今月は漕ぎ方も忘れていた…みたいなことなら、起こらないのになぁ。
忙しかった?
そんなわけ、あるかい。
確かにカレンダー的には真っ黒(?)で、家族の入院二回とか、いろいろとイレギュラーな用事は多かった(当社比)けど。
掌編は書こうとすれば10分で書ける(こともある)短さですから、「時間がなかった」とはいえないのです。
現に、1月は家事の合間に書いたこともあるもん。
実は、下旬になってやっとひとつ書きかけたのです。
でもイメージが広がらず、原稿用紙にして半分も進みませんでした。
このまま、できあがらないかもしれません。
あるいは、遠い未来に「ふっ」と続きが見えてくるのかな。
イメージが「広がる」と書いてしまったけど、それが的確な表現か、ちょっと自信ないです。
広くないから。
「思いついたネタ」のまわりに、ポッと世界が見えるような。
曇ったガラス窓をこすって、てのひらひとつ分の情景が見えた…みたいな。
わたしがこのブログで掌編と呼んでいるのは、そんな小さな世界なんです。
(むろん、見えてないところにもその作品世界は四次元的に広がっているのですよ。これは講座でお話しするとおり)←いきなり講師ぶる
たぶん2月は、これまでなら心にひっかかったことを、つるつる滑り落としてしまったんだと思う……
心がつるつるで、何もひっかけることができなかった……と表現するほうがいいかな。
びっちりと書き込みがあった2月のカレンダーは終わり。
3月はもともと「予定がない日」のほうが圧倒的に多いし、すでにキャンセルが出たものもあるから、時間ならある。ありまくる。
きっとわたしはたくさんの作品を書く……はず。
ちゃんとキャッチできるように、心をとげとげに(?)しておきます。
いや、なんか、これ、意味が違う気がするけど。