9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

復活の日

遠い昔に映画を観たはずだけれど、実は小松左京氏の原作は未読でした。

なんでかな、滅亡SFが大好きなのに。

(映画を観たからいいや、と思ったのかも?)

 

そういえば読んでないなと思ったら、気になって気になって、とうとう読んでしまいました。

でも、繊細な人は、今はこの作品に近づかないほうがいいかも。

 

内容がわかっているわたしだって、

「現実」と重ねてはいけない、と考えているわたしだって、

読んでいる途中(怖くなって)何度もスマホゲームで「休んだ」もん…。

 

内容はご存じの方も多いし、ご存じじゃない方は知らなくてもいいと思うので書きません。

画像は、kindleのスクショです。

kindleを開いて、しばらく固まってしまいました……カバー絵が怖い……

 

 ・・・

 

原作が怖くて、おもしろかったので、勢いで映画も見てしまいました。

あれ?

観てるはずなのに……覚えているシーンがなかったような? おかしいな。

ジャニス・イアンが歌う主題歌は記憶にありました!

むっちゃなつかしい!

カセットテープに入ってて、当時、何度も聴いていた…。

 

小説の直後に映画を観たので、どうアレンジしたか、比べるのも興味深かったです。

(原作は60年代、映画は80年代。原作では1万人だけど映画では900人足らず…とか)

 

・・・

 

小説のあとがきに、福島正実氏の名が出てきます。

早川の「SFマガジン」の初代編集長です。

南山宏氏の名も登場します(二代目の編集長です)。

 

福島氏の名を冠したSF童話賞で、わたしはデビューしました(当時南山氏も選考委員のおひとりでした)。

今は同賞で、南山氏と共に選考委員を務めております。

あとがきを読んだら、読書に疲れて丸まりかけた背筋が、ぴきーんと伸びたのでした。

 

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amazonの売り場の小さな画像では、怖さがわからなかったの……