最近「仕事のストレス」(とその解消)について、人と話す機会がありまして。
以来、なんとはなしに考えているんですが。
普段のわたしはストレスと無縁なのかな?
それとも、ストレスがある状態があたりまえになっていて、感じないだけなのかな。
だって、「解消しよう」という発想がない……。
「仕事帰りや週末に、一杯飲んでストレス解消」
みたいなこと、テレビなんかでは見るけど、ピンと来ないのです。
(飲んでも酔わないし…いえ、酔うほど飲まないせいかも?)
物書きとしてのわたしは、年中無休で開業している状態です。
夢の中でさえ、創作活動をしていたりします(たぶん「作家あるある」だと思う)。
「そうだ、あのシーンはこうしよう!」
って、ハッと飛び起きる深夜2時、みたいな。
場所や時間が明確に区切られた状態で仕事をする人とは、ストレスのかかり方や感じ方が違うのかな、とも思います。
(冒頭で「話す機会」と書いた相手は、そういう仕事の人)
わたしにだって、きっときっと、ストレスはあるはず(にんげんだもの)。
だけど、実感ないものを解消することはできません。
「仕事のストレス」の話をするとき、わたしが思い出すエピソードは今でもひとつだけ。
「ボーイズ・イン・ブラック」という作品の第4巻(最終巻)を書いているときに、じんましんと皮膚炎に苦しんだこと。
この巻は泣きながら書いたのですが(読んで泣いてくれたみなさん、ありがとう)今思えば、わたし自身の「仕事のストレス」というより、主人公たちのストレスが乗り移った(わたしのカラダに発現した)みたいな気もするのです。
書いてるわたしより、彼らのほうが「たいへん」だったから。
「書く」と「掻く」が直結した(お医者さんにもいった)最終巻でしたけど、このシリーズ全体が、ものすごく楽しい仕事だったしね。
ほんと、わたしのストレスって何だろ……
今日の記事は(も)オチがないから、amazonのリンクをはっときます。