子どもたちが10代のころ、講演のご依頼を受けた際のタイトルはいつも、
「お母さんから童話作家へ」
でした。
聴いてくださる方も同世代のお母さんが多かったので、それでよかったんですが。
あちこちでいっているように、わたしは「お小遣い目当て」で応募するために童話を(見よう見まねで)書くようになった、全然文学的ではないヤツです。
童話を書いてみようと思うまでは、作文(?)とか標語とかの応募をしていました。
これは、落ちてばかり。
参加賞的なものしかいただけなかったけど。
あとは、新聞・雑誌への投稿。
こちらは、わりと採用していただいたなぁ。
そのご縁で、依頼されてコラムを書いたこともあったっけ。
さらにそれ以前は、商品についている券などを切りとって、ハガキに貼って応募する、というのにハマっていたのです。
応募したいあまり無駄な買い物をすることもあったと思うけど(いや、きっとあった)「シーチキン5000円プレゼント」に2回当選したこともあるから、そんなにマイナスじゃなかったはず。
着ようがなくて結局処分してしまった「ペアのアロハシャツ」とか。
未だに現役の大きなバスタオル(ほぼタオルケット)とか。
(この記事の画像です。JFAって「日本サッカー協会」なんだ! 今ググって知りました)
ホントにいろんなものが当たったけど、同時に個人情報を相手に渡すことになるので(悪用はされていないけど「利用」はされたことがあるので)今は一切、応募していません。
絶対自分では買わないようなブルーのタオルを見ながら、「ここから始まったのか」と感慨深い……ですが……ホント、文学性のかけらもないですね!
でも、書くか書かないか、続けるかやめるか、だもんね。
出発点なんて、どこでもいいよね。
(たぶん?)