「猫は知っていた」(仁木悦子)を読み返しました。
雄太郎お兄さまが好き、とか、そういうことは別の機会に語るとして。
読んで、びっくりしたのです。
猫は知っていたというのに、gotomiwaは内容を忘れていた。
すっかり。
読んだのは一度や二度じゃないはずなんですが。
なぜ、こんなに忘れていたのか。←老化
なにしろ「犯人がわからなかった」レベルですから。
犯人くらい、読んでいるうちに思い出せそうなものなのになぁ…。
途中で犯人がわかってしまい、「あ、この本、読んだことあった!」と気づくことって、よくありますよね。ね?
そんなふうに昭和のミステリを楽しく読んで、ふと気づいたのです。
こんなに忘れているなら、家にある古い本を読み返していけばいいんじゃないの?
きっと新鮮な気持ちで読めるはず!
というわけで、まだ処分していなかったディック・フランシスの競馬シリーズの再読をはじめました。
まずは「証拠」。
シリーズ中のかなり好きな話なので、再再読以上の回数だと思うのですが。
(傷みが激しい。お風呂で読んだ形跡もある)
猫から馬へ。
20世紀の文庫本の細かい活字も何のその、です。
慣れれば、ちっとも気になりません。
うちの文庫のカバーはボロボロなので、書影はamazonからお借りしました。