この春のこと。
ちょっとしたきっかけで興味を持って、バレットジャーナルについての動画を見たり本を読んだりしました。
あ、もちろん、「やってみる」ためにノートも買いました。
普通の、リング綴じのノートです。
専用のノートもあるそうですが、初心者なので…。
バレットジャーナルについて(わたしには)ひと言で説明できないけど、まぁ、「毎日のToDoを書いていくノート」くらいに思っていただければ…。
ちゃんとやっている人(凝っている人は、ホントにすごい)には「わたしもやってます」といえないほど「ええ加減」な使い方ですが、はじめてまもなく、
「手書きって、なんか、気持ちいい♪」
と気づいたのです。
特に最初のころは、夜寝る前にキーボードをわきへ押しやってノートを開き、明日のToDoを書いてゆく、という作業をするのが楽しかった……
便箋を使って手紙を書くこととか、久しくなくなっていて(特に老眼がはじまったころから激減して)手書きには二度と戻らないだろうと思っていたのに。
頭から指に何かがスーッと抜けていく感覚…それが気持ちいいのですね。
文字にして紙の上に移動させる(意識から消して代わりに紙に覚えてもらう)…その比喩として「抜けていく」と書いているわけじゃなくて、体感的に何かが「抜けていく」のです。
ブログ記事や小説を書くときも脳内の文章が指からキーボードを経て「抜けていく」わけで、それはずっと感じていたし、そう発言してもいたけれど、手で書くときも「抜ける」んだと、目からうろこがこぼれる思いでした。
手書きの歴史(?)のほうが古いのにね。
気づいたの、今ごろか! って感じです。
バレットジャーナル(もどき)をはじめたころから、コロナのせいでいろんな予定がキャンセルになって、手書きのスケジュールページは「ほぼ白い」月が続いているし、前述のように毎晩書いていた日々のToDoリストもいつのまにか「週に一回?」みたくサボってるのが現状です。
でも、今は複数に分かれている日々の記録や仕事用のスケジュール帳を、バレットジャーナルなら(使い方に慣れれば)ひとまとめにできるはずなので、この方法を手放さないようにしようと(週一でも)続けています。
もう年末にスケジュール帳選びに時間を割かなくていいのだ! ってなる予定なのです。
ところで。
この記事を書いていて、さらに気づきました。
「手書きには二度と戻らない」とか言ってるけど、原稿の添削はずーっと手書きだったし、この先もずーっと手書きですやん。
手書き、現役やったわ。
公式サイトは英語なので、このあたりをごらんいただければ…。