父が治療を受ける病院からの帰り、ナンキンハゼを見つけて自転車を止めました。
紅葉の盛りからは微妙に過ぎて下り坂、かな?
でも、バックが青空だったおかげか、わたしの写真でもけっこう絵になります。
ナンキンハゼが好きです。
母校(高校)の中庭、その真ん中あたりに植えられていました。
葉っぱは秋に濃い赤になるのですが、夏のあいだの緑色は常緑樹のような濃さではなくて、軽やかで明るめで。
そんなところも好きでした(恋?)。
名前を知ったのがいつだったか忘れてしまったけど、当時、
「これって、もしかして菩提樹なんじゃないかな」
と、思っていたのです。
お釈迦さまについて話を聞くと、出てくる木です。
なぜそう思ったのか……当時のわたしよ。
とにかく、高校の中庭のはナンキンハゼで、わたしはその木がとても好きだったので、自分の作品の高校の中庭にも、ナンキンハゼを植えてあるのでした。
こういうのも「移植」っていうんでしょうか。