学生時代、音楽概論の授業で「短三度」とかって言葉を習ったことだけは覚えているのだけど、それは何?
というレベルの、音楽知識のないわたしです。
いきなり話が飛ぶ(ように見えると思う)けど、今年放送された「MIU404」というドラマに「メロンパンのうた」という劇中歌(?)がありまして。
童謡というかCMソングというか、とてもわかりやすい歌なので、たまに口ずさんでいたわけです。
ところが……ふと、原曲を聞いたら、何か違う。
そう、一部のメロディがちょっと違う。
7音分のフレーズが、違う。
むちゃくちゃ間違えているわけじゃないけど(別の曲に聞こえるほどではない)…確かに違う。
口ずさんでいるうちに改変して、そのまま覚え込んでしまったみたいです。
音階のことは(わたしには)文章でわかるように書けないので、「なんのこっちゃ」と思われることでしょう。
それほどに音楽知識のないわたしですが、ガーンと来るほど「わかった」ことがあるのです。
原曲のメロディのほうが、いい!
この感動、どう書けばいいのか。
「わかったよ、わたしにも!」みたいな、ハイな気分。
プロが作るメロディを、わざわざ「いい」とほめる(?)のもおかしいかもしれないけど。
知識ゼロでも「わかる(感じる)」ことはできる。
これ、きっと「言葉の作品」でも同じだ……。
「読めば意味は通る」から「読むと、ときめく」に。
もっともっと凝るべきだ※と思いました。
(※ 凝る、というのはむずかしい言葉をややこしく使うってことじゃないですよ。ありふれた、日常的な単語でも、配置や組み合わせで輝かせることはできるはずだ……ってことです)
冬休みの課題が与えられた気分です。
ありがとう、メロンパン!