映像で作品添削の状態を見ていただく、というのをやりたいと、ずっと前から考えていました。
(いや、たびたびいっていましたよね、facebookとかで)
一昨年くらいには、「この文章はこっちに持ってくるほうがいいんじゃない?」的な「動き」のわかる添削をyoutubeなどでやれないかなー、なんていってたのです。
絶対、そのほうが伝わるに違いない、とか。
まぁ、驕ってましたね。ごめんなさい。
驕るといえば、某社の素晴らしい会議室で、
「わたし、短編童話の添削講評、多面打ちみたいなの、やりたいんです!」
と熱弁したこともある……
一読すれば主な問題点はわかる、というのが自慢(?)なので。
(そもそも、それ、企画書から脱線してるし)
赤面どころか、顔が爆発しそうな黒歴史です。
驕れるものは久しからず。
その数か月後にコロナ時代が始まってしまい、決まっていたリアル合評会がキャンセルになったりして、混乱期に突入……
でも、それがなければ知らなかったであろう、リモート会議ツールを手に入れてしまった(正確にいえば、存在を知ってしまった、かな)。
コロナ以前は、どこかの会社が「東京本社と大阪支社を結んで会議」みたいに使うのを聞いたことがある程度だったのに。
一気に、個人レベルになって…。
気づいたのです。
youtubeじゃないよ、こっちだよって。
youtubeだと、一方的に解説することになる。
その意味では、通信添削と同じ。
zoom等ならカウンセリング形式で、「ふむふむ。そういう意図でこう書いたのね。それなら、このように変更しては?」みたいな案を一緒に考えたりもできるのでは!?
それで、とうとう、実験することにしました。
すぐに協力者の方に挙手していただけて、実行までスムーズでした。
初めて「画面共有」の機能も使えるようになりました(これまでは使う用がなかったので他人事だった)。
1時間の予定でおつきあいいただいたのに、結局2時間を超えるものになってしまって(講評だけじゃなく質疑応答・雑談・業界裏話を含めて)……
申し訳なかったです。
そして、大感謝です。
ありがとうございました。
このこと自体については割愛します。
作者さんの感想等も、ここでは割愛です。
体験してみて、わたしの側に問題があるなぁと思ったので、この記事はそのメモです(以上が前置きです、長すぎです)。
問題点:楽しすぎる
楽しくて何が問題なの、って思われそうなので別の言い方をすれば、
「引きずる」
ですね。
終わってから、「あれは別の言い方ができたかも」とか「こういうやり方も提案できたかも」とかの反省をしてしまう……いえ、それはすべきとして、さらに「改稿するとどんなふうになるんだろう」みたいなことまで、想像してしまうんです…。
自分の作品じゃないんだから、それを考える必要はない……というより、考えちゃいけないと思うのです。子離れできない親みたい。
わたしの中の切り替えスイッチを、しっかり機能させないと。
通信添削ではここまで感じたことがなかった気がするので、これが今回のような方法の課題(のひとつ)なんじゃないかと考えています。
やってみないとわからないことって、あるのですね、やっぱり。
その意味で実験成功というか、ありがたい体験でした。
(ホント、ご協力に感謝です!)
zoomマンツーマン添削(仮)を続けるには『システム』を作らないといけません(昔でいうと「個人誌通販の手引き」みたいな…)。
わたしの弱点ともいえる苦手な部分なので、本格始動はまだ先になりそうですが、実験の機会はまた見つけられるといいな、と思っています。