伏せ字部分、「♪この支配」しか思いつけないけど。
娘たちの通った幼稚園で、卒園式があったようです。
そのような親子さんを見かけて、気がつきました。
わたしは「福島正実記念SF童話賞」という公募の新人賞でデビューしたのですが、当時は選考結果や受賞の言葉が載った冊子が、応募者全員に送られていました。
(ちなみに、応募時には受領ハガキもいただきました。そういう時代でした)
その冊子が届くのが、今ごろだったのですね。
わたしはこの賞に二回応募しています。
一回目は長女が年長さんの年。
卒園の日に、冊子が届きました。
一次選考のみ通って、タイトルが載っていました。
二回目は次女が年長さんの年。
やはり、卒園式のころに届いていたと思います。
(受賞しているので、結果はそれよりも前に知っているわけですが)
卒園式の写真を撮るのにフィルムが足りなくて、「写ルンです」(もはや死語か!?)を買わねばと一度自宅に寄ったとき、冊子が届いていた記憶があります。
あわただしく開封して、確認した記憶が……
当時はまだ町内に文具を扱うお店があって、そこで「写ルンです」が買えたっけなぁとか。
幼稚園の制服もあれから変わったよなぁ、とか。
晴れ着で帰宅していく親子さんを眺めながら、そんなことを思い出していたのでした。
卒園の日の話だけど「始まりの話」でもあります、わたしにとっては。