9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

「とんでもありません」

先日、とある場所で、ちょっと困るできごとがあったとき、近くにいた方が手を貸してくださったのです。

 

おかげで無事に用が済んで、帰り際にその方に「ありがとうございました」といったら、返ってきた言葉は、

「とんでもありません」

でした。

 

「とんでもない」という答え方を、以前より多く耳にするようになった気がしています。

あるいは、この表現に「わたしが」気づいたから、耳に入りやすくなったのかもしれません。

「連発」といっていいほど多用された対談を聞いたこともあります。

 

でも、お礼の「返し」にそういわれたのは、初めてかも。

 

どうしても、「ありがとう」に対するのは「どういたしまして」というのが抜けなくて……。

中学英語の影響かな……「どういたしまして」なんていった記憶もないのに(※記憶がないだけかも)。

 

「どういたしまして」には、

「お礼をいわれるようなことを、自分はしました、そのお礼、受け取りました」

みたいなニュアンスを感じるのです(※個人の感想です)。

 

「とんでもない」は、

「お礼をいわれるほどのことはしていませんよ」

という感じがあるなぁ、と思ったのですが……どうでしょうか?

 

「とんでもありません」って、いえるようになりたいなぁ。

 

そう考えながらの帰り道、立ち寄ったスーパーで人に軽く謝られたとき、

「いえいえ」

と答えて、気づきました。

わたし、「ありがとう」といわれたときも「いえいえ」だわ。

「いえいえ」を訳せば(?)「お礼をいわれるほどのことじゃないですよ」なので、そんな場面で使えばいいのかな。

 

考える時間がある文章ならともかく、常に「生放送」の会話中に自然に「とんでもありません」と口に出せるようになるには、10年くらいかかりそうです。