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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

童話を書くお父さん

「お母さん童話作家」はいっぱいいるから、誰を思い浮かべればいいかわからないけれど、わたしの中で、「お父さん童話作家」として真っ先に浮かぶのは、はらまさかずさんなのです。

 

いや、唯一浮かぶのは、といってもいいかも。

お子さんのいる男性童話作家が何人、何十人、何百人いても「お父さん童話作家」といわれたら、「はらさん」と答えそうな気がします。

 

そんなはらさんが、新刊をお贈りくださいました。

どうもありがとうございました。

頭の中に、誰かの(つまり受講生さんの)作品が入っていないときに読もう、と思っていたら……半月くらいたってしまって……申し訳ありません。

 

この本を手に取ったときに思ったのは、

童話作家志望の方々の中には、こういう本を出したいと夢見る人がかなりいるだろうなぁ」

でした。

まず、わたしが思いました。

いいなぁ、これ。

新しい本なのに「子どものころに読んだっけ」みたいな気持ちにもなります。

誤解を恐れて言いますけれど、それは「古い」とか、(否定的講評の常套句のひとつである)「どこかで読んだような話」とか、そういう意味ではありません。

 

普遍性がある、といえばいいのかな。

お話も、挿絵も、装丁も、この先も古びないと思うのです。いいなぁ。

 

中身は写真に撮れません。

どこかでお見かけの際は、手に取ってみてください。

そのときは、物語を楽しむだけじゃなく、登場しない人物(動物ですが)が、さりげなく挿絵に描きこまれているのを探してくださいね。

 

(「つまらないこと」がメインのブログでご紹介するなんて、やっぱり誤解を招きそうですが……もちろん「つまらないこと」以外の記事だって書くんですよ) 

 

(ご参考に)

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さらに本筋と関係ないけど、赤と緑の配色がわたしは大好き。飾っておきたい。