……いえ、もちろん必要があるからですが。
昨年だったか、自身の抄本をとったときに「戸籍上の結婚記念日」が(ふだん記念日と呼んでいる)挙式の日とズレていて、「うちら、何日か同棲してたんやね」とわかったのだけど。
今回は別のところに目が。
結婚前の本籍地も載っていて、それ、「父の本籍地(出身地)」なのです。
長野県。
「木曽路」の宿場のひとつ。
大好きな場所とはいえ、たまに遊びに行くだけのわたしの戸籍に未だに載っているのは不思議な気持ちです。
「父の」と書きましたが、実は最近、父自身が本籍地を現住所に移しました。
マイナンバー無双の時代になったら別かもしれないけど(なるのかな?)、父の場合、現時点では、謄本を本籍地(の村役場?)から送ってもらわなくてはいけなくて、それがたいへんだから、と。
過去の記録を参考までに書いときますね、みたいな意味しかないとはいえ、父自身の本籍地でなくなった後も、木曽路の住所がわたしの謄本には載りつづけるんだなぁ。
「不思議な気持ち」なんて、手抜きの表現だけど。
やっぱりそういいたくなるのです。