リングフィットアドベンチャー(以下RFA)、ときどき休みながら続けています。
70日目が近づいてきました。
あまり暑くならないうちに、最後のワールドまで行きたいんだけどな。
ワールド、いくつまであるんだろ? ←知らない…
ちなみに「あまり運動していない60代」ではじめたので、長らく、運動負荷は5でした(最高は30らしいです)。
それでも汗だくだし(1月、暖房なしなのに)筋肉痛になったり、筋肉が攣ったりしたのですから、本当に運動不足だったんでしょうね。
負荷を上げるのが怖くて……
「どこかを傷めたら」という気持ちが強かったのです。
ですが、筋肉痛も起こらないし、春めいてきたのに汗もかかないって、どうよ?
そう思って少しずつ上げつづけ、負荷13まで来たころ、ワールドは18(番目)でした。
ところが、進む過程でどうしても先に行けなくなってしまった。
「ミッションのために、そこへ行きます」と選択しても、直前の(〇〇というスープが欲しいという)住人との会話に戻ってしまうのです。
これまでも、住人の求めに応じてミッションをしたことがあるので、きっとクリアすればそのスープが手に入るのだと思いました。
なのに進めない……
電源を切ってもダメ、「再起動」を選んでもダメ、ググってみてもうまく「攻略法」が見つからないし、RFA経験者の娘に相談しても首をかしげてる……。
「まぁ、いいか、冒険は終えられなくてもフィットネスゲームとかはできるし」
とは思いました。
でも、確かにあの数日、わたしの「やる気」のレベルは下がっていた……
そのミッションを選択するのが「いや」になっていた……
どうせまた会話がくりかえされてしまうんだ……って。
挫折って、こういうときに起こるんだなと、カラダで実感したのです。
挫折……「やっても無駄かも」「受け入れてもらえないかも」……という位置にいるとき。
新人賞に応募して、落ちつづけて。
持ち込みして、ボツになりつづけて。
だんだんに「消えていった」人を、いっぱい(はい、残念ながらいっぱい)知っています。
公募時代から合わせれば、30年近く「児童文学の周辺」にいるので。
編集者さんにも「ボツがつづくとね……そういう人はいる」といわれたことがある……その方も何人も見てきたのでしょう。
ボルテージが下がりかけている人を「救出」すべきなのか。
「そんな人は、ほっといても消えていくのさ」と考えればいいのか。
そのあたりは、わたしもわからないですけど(相手によるかもしれないですしね)。
ところで、ミッションが進めない問題を放っておくのも悔しくて、とりあえずゲームを再開しました。
進めないミッションにしぶしぶ行って、ふと思ったのです。
「で? 住人が欲しがってるのって、いったいどういうスープなのよ?」
調べたら、材料は持っているのにスープは作っていなかったので、作ってみました(主人公は道々見つける食材でスープやスムージーを作ることができるのです)。
そうしたら。
「住人が欲しがっているものを渡せば進める」パターンだった!
通行手形みたいなものですね。
(前述したような、ミッションをクリアして取ってくるっていうのじゃなかったの)
そうだったのかーッ!
というわけでミッションをクリア。
うまくいかなかった数日の分を取り返すほど、その後はノリノリになりました(やりすぎかも)。
そう……。
挫折直前……下がっていく「やる気」が消え去る前に踏みとどまり、解決方法を見つけることができれば、それまで以上の熱量で進めるんじゃないでしょうか。
一時的かもしれないけど「見つけた喜び」がブースターになって、とりあえず先に進める……
途中で(解決方法を見つけるために)頭を使う必要はあります。
そこが大事なのかも。
考えるとか、切り替えるとか、取り入れるとか、調べるとか……。
頭で解決しないと。
だって進めば、その先で、また同じことが起こるはずだから。
……なんてことを思ったのです、RFAのおかげで。