出版社から身に覚えのない(わたしの予定にはない)郵便が届いて、封を切るときドキドキしました。
なんとなく……根拠はないけど……
「あなたとの関係はこれで終わらせていただきます」
みたいな通知が現れるような気がして。
予感は、大はずれ。
電子書籍の……こういうのは「印税」とはいわないのだったかな、「使用料」?
それをお支払いしますよ、という明細書でした。
「縁が切れるかも」というびくびくから一転、
「紙の本はもうないのに、電子書籍になったおかげで今でもどこかで誰かが読んでくれている(びっくりマーク大量すぎるので省略)」
とわかって、うれしかったです。
翻って考えて。
その本を作るとき(原稿を書くとき)10年以上先にも読まれることまで考えていただろうか、なんて反省したり。
10年以上ってことは、いま読んでくれている子が生まれる前だったりするかもしれないわけですね……
それは、すごいことだなと思います。←ボキャブラリー貧困ですみません。
当時読んでくれていた子は、もう大人なんですよ!
わたしが老女になるのも無理はありませんね。
細々とでも作品が長生きして、親子二代で読んでくれたらいいなぁなんて、夢を見ている老女です。