数年前、雨降りの夕方に付近一帯が停電したことがある。
カラスの営巣が原因だった。
充電さえあればスマホは使えるので、電力会社の情報を確かめることができた。
先日、オンラインイベントに参加させていただいた。
参加……というか、講義的なものをする側であった。
gotomiwa抜きでは成立しないイベント、ともいえる。
(内容についてはブログの趣旨の「つまらないこと」に反するし、視聴してくださった方々のものだから割愛します)
当日に向けて、最も心配していたのは「停電」である(←内容について心配しろ)。
普段も、重要な会議などのためには予備機(surface)の準備をしている。
そのくらい(大事な用に関しては)心配性のgotomiwaである。
今回も、何より怖かったのは「停電」してしまうことだった(←だから、内容について心配しろ)。
充電池がないも同然のsurfaceはともかく、ノートパソコンなら停電してもとりあえず充電は持つであろう(これまで、電源ケーブルをはずした状態で使ったことはないけれど)。
でも、Wi-Fiは?
停電したら、ルーターもダメになっちゃうんだよね?
おりしも梅雨である。
梅雨のイメージは、昔は「しとしと」だった気がするが、今は「たまにゲリラ豪雨」みたいな感じに変わっている。
暴風雨とかになったら、どうしよう。
もしものとき、スマホ(4G)でウェビナーってできるんだろうか?
あまりに心配しすぎて、いっそ上京しようかと思ったほどだ。
司会をしてくださる方の「隣」で話せたら、などと。
でも、それはまぁ、現実的ではない。
(一応ホテルとかは調べた。新幹線があればその日のうちに帰れるかな、とか)
こんな感じで、だらだらと心配する日々を送っていたのだが(←それより内容について…)ふと思いついてしまったのだ。
停電に備えて、いわゆる「ポケットWi-Fi」を用意すればええんちゃう?
これまで、わたしの生活にはまるで必要がなかったため、それがどういうものなのかもわかっていなかった。
(海外に行く娘が空港でそんな感じの機械を借りていたので、「そういうときに使うもの」くらいの認識だった)
で、ググってみたらレンタルのWi-Fiがいっぱいヒットして、国内でも普通に利用機会があるのだとわかった(たとえば、引っ越し時のつなぎとかに)。
どこのどれを借りればいい…なんてことは判断できないので、適当に選んだショップ(?)から、一週間レンタルしてみた。
「保険」である。
郵便受けに届き、充電し、使い方を調べて……。
無事に、ネットができることも確認した。
当日、雷注意報が出ていた。
幸いにも雷は鳴らず、落ちもせず、停電もなく、機械の面では何も問題なくイベントを終えることができた。
(内容には問題があったかもしれないです。すみません…)
翌日。
結局使ってない、ほぼ満充電のままのWi-Fiを郵送で返却したgotomiwaであった……(完)
と、ここまで読んで、あきれている方もあると思うなぁ。
「そんなアクシデント、そうそうあるわけないじゃん」とか。
いや、あるんですよ。
大事なリモートインタビューのときに限って、なぜかうまくzoomできないとかね。
出張時にいきなり、天気予報に反して雨が降るとかね(一度や二度ではない)。
「あるわけない」と考えるほうが、わたしにとっては不自然なのです。
でも、「ただ心配しているだけ」の自分にも軽く苛立っていたので。
レンタルを思いつけたこと、実際に準備したことは、自分GJ! と思っているのでした。