9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

午前2時のキャッチ&リリース

受講生の方から「アイデアが出ないとき、どうすれば?」みたいなご質問をいただく際の、わたしの定番の回答のひとつは、これです。

「とことん考え、考えて考えて、考え抜いてから、一度忘れてください」

 

忘れたら、その空白地帯に向けて、アイデアは降ってくる(湧いてくる)というのが実感だからです。

(ちなみに、大御所の作家さんも同じようなことをおっしゃっているので、gotomiwaオリジナルの回答というわけではなく、gotomiwaの経験と実感をお話ししているにすぎません)

 

この何日か、「書きたい※」と思うものがあって、でも「とっかかり」が見つからなくて、悶々としていました。

 (※「童話」とか「エッセイ」とか。ジャンル的なものだと思ってください)

 

目が覚めたら、午前2時でした。

草木も眠る丑三つ時。

ウソだね。

こんな熱帯夜じゃ、草木は不眠、幽霊も蒸発(成仏?)するね。

 

ぼんやりとたわいないことを考えていたら、降ってきた。

降ってきた、どころじゃない……脳内でパパパパパッと文章が組み上がってしまった。

全体の半分……前半だけだけれど。

 

これ、どうしよう。

頭を抱えたい気分。

音声入力でぼそぼそとスマホにメモするか、起きだしてパソコンに向かうか。

少し迷ったけど、どうせ目が冴えるだろうと思い、パソコンを選択。

いつもなら真っ先にするメールチェック等もすっ飛ばして、ひたすら頭の中のものをパソコンに移していきました。

 

熱いぜ。

情熱の熱帯夜(意味不明)。←テンションが変

 

前半だけ……だったけど、書きはじめたら少しずつ後半も見えてきて(これも「作業興奮」というのかしら)どうにか「結び」までたどり着きました。

(初稿に過ぎないので、完成は少し先です)

 

降ってきたものをしっかりつかまえて、パソコン内に放てた(保存できた)ことが、単純にうれしいです。

(キャッチ&リリースですね!)←違います!

 

 

何日も「書きたい」と思っていたのに何も出てこなくて、「忘れた」のか「あきらめた」のか、自分でもわからない状態だったとはいえ……。

「考えている最中には降ってこない」という体験談は増えました。

 

これは同時に「書き出せば、さらに先に進む」という体験談でもあるので、いつか機会があったら、受講生さんへの回答に使おうと思います。

手を動かすことも大事よ! って。