家庭用ビデオが普及しはじめたとき、当時独身だったわたしは(映像方面のプロである)友人たちの影響もあって、ベータマックスを選びました。
自身の結婚式のビデオも(実家用)はベータです。
でも、そのころから勝敗はついていたよね。
レンタルビデオ店に行っても、ベータのソフトは片隅にほんの少し置かれているだけという状態……。
観たい映画があるのにソフトが見つからず、困ったものでした。
夫の再生機がVHSだったおかげで、結婚後のわたしは(レンタルで)たくさんの映画を観るようになりました。
当時はTV放映のも観ていたので、年間100作くらいになったこともあります。
PCが普及しはじめたとき、わたしは迷わずWindowsを選びました。
Macユーザーの友人の影響が大きかったにもかかわらず。
「多数派につくぜ」みたいな気持ち……というか、Macがベータみたいになったら……と考えてしまったからです。←ごめん!
当時は、ファイルのやり取りとかもたいへんだったよね。
テキストファイルならイケる、みたいな感じで。
わたしが未だにテキストエディタばかり使って書いているのは、その名残りもあるのかもしれません。余談だけど。
もっとも、Macはベータのように消えていきはしなかったし、共存できるようになったので(ファイルのやり取りとかも可能)よかった、と思います。
なんで、こんな「むかし話」をしているかというと、最近スーパーやドラッグストア、または生協のカタログで洗剤を買おうとするたびに思いだしてしまうからなの。
アタックは特売が多いし(個人の感想です)生協でも扱ってる…
なのに、ナノックスは非常に少ないんですよ(たまに特売に出会う程度)。
わたしは、まぁ、どちらでもいいのだけど、いま使っているのがナノックスなら、詰め替え用もそれを買うし……「乗り換え時」がわからないままなんです。
ナノックスのボトルにアタックを入れても爆発するわけじゃなかろう、と思いつつもね……
こんなこと書くと、メーカーの方が気分を害されると思う。
ごめんなさい。
でも、実際の売り場がそんな感じになっていることが多くて。
ナノックスを買いながらベータマックスを思い出している、というわけなのです。