「やれやれ、人間は勝手に死にがちです」
これは、わたしが大好きな『弊機』が主人公の「マーダーボット・ダイアリー」のどれかの巻(←すみません)のコピーです。
そのとき、これを思い出しました。
ちょっとアレンジして、
「やれやれ、人間は簡単に死にがちです」
って。
小さじ一杯程度、たったそれだけのハトムギ茶で。
グラスの底に、ほんの少し残っていたんです。
それを飲んでしまおうと思って……仰向きすぎた? グラスを傾けすぎた?
とにかく、ひゅっと。
ストレートに気管に行ってしまった。
もちろん、防御反応(生存本能?)があるから、咳をしました。
激しく。
経験ある方は……思い出さないでください、苦しいから。
そもそも、咳をするためには息を吸わなくちゃいけない。
気管が半分くらいお茶で塞がれている(という体感の)状態で、大急ぎで隙間から息を吸う(という体感……)って、それだけでもたいへん。
以前、コーヒーでも同じようなことをやってしまったのだけど……気をつけなくちゃと思ったはずなのだけど……。
ボーッと生きてちゃダメですね。
死ぬ思いをすることがあるんだから。
そして、最悪の場合は『弊機』に「やれやれ」っていわれる羽目に陥るかもしれないんだから。
今、いろいろと仕事やお役目を負っているので、勝手に死ぬわけはいかないのです。
(いやいや、仕事やお役目がなくたって、以下同文)