「チ。」(作・魚豊)という漫画があることは(高く評価されていることも)amazonの情報などで知っていました。
読んでみようかなと思ったこともあるけれど、なぜかそのときは試し読みさえしないままに。
今、エスペラント語の中級講座の「書き取り」の課題が天動説(geocentrismo =地球中心説)の話なのです。
先生によるエスペラント文の朗読を聞き、内容を書き取っていく課題なので、わたしの耳と理解力に「難がある」とは思うのだけど、最近取り組んだ項には「キリスト教」とか「異端者」とかって出てくるから、そろそろ地動説(heliocentrismo=太陽中心説)のことも登場するのかも。
そういう書き取りをのんびりやっている中で、ふと「読んでみよう」と思ったのです。
「チ。」を。
ご存じの方も多いでしょう。
ご存じの方には不要だし、未読の方には「ネタバレ」になってはいけないので、内容は書きません。
一度で全部理解できるとはいえないのに、何度も読み返した作品ではない……「血」が多すぎる……人が死にすぎる……誰かに「おすすめ」していいものか、わからない。
でも、読むのを止めることができない作品でした。
すごいものを見てしまった、的な感想しか書けそうにないです。
頭の中がぐるぐるしているので、第8巻(最終巻)のあと、気分転換(気分の立て直し?)のためにわざわざkindleライブラリを漁って「女の園の星」を再読してしまったくらいです。
「星」の話なのは偶然。
人が死にすぎる漫画(劇中作)が出てくるのも偶然です。
(「し、死んでる……」ってネームが出てくるたびに笑っちゃって……なんなんだ、このギャップ……)
地動説といえば、コペルニクス。
ポーランド出身なんですね。