9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

そして、神戸(脳内BGM)

いえ、神戸が目的地ではなかったんですが。

ちょっと行ってきました。

 

神戸らしい写真を真っ先あげるべきかも……でも、今回はこれで。

正面から写したせいか、ビルじゃなくて板みたい……?

神戸は3回目くらい……かな?

初めて神戸観光らしきことをしたのは、フェリシモ文学賞で大賞をいただいたとき(童話ではなく一般向けの、掌編小説の賞です)。

 

ちょうどフェリシモの何かの記念の年で、ほかのコンクールも行われており、フェリシモから招待された一般の方々もいて、受賞式が「宵の港をクルーズする船の上」で行なわれたりしたのです。

(ゲストはフランソワーズ・モレシャンさん)

ルミナリエの期間中でしたから、フェリシモの方に、ホテルまでの道すがら案内していただいたりもしました。

 

船上では受賞作のプリントが配布され(その場で読まれ(^^ゞ)「感動しました」と話しかけてくださる方もあって……緊張のために記憶から抜けている部分も多いのですが、印象深い一夜でした。

フェリシモ文学賞には、その後も「下読み選考」みたいなものに応募して、一度出かけています)←受賞者として参加したわけではないです

 

わたしは公募好き。

「コバルト」からはじまって(「スニーカー」等も経て、新聞投稿時代を経て)童話を書くようになり、約17年の公募歴がありました。

デビューのころのgotomiwaには20枚超の賞状があった、と言われています。

(自分のことなのにこの表現なのは、正確に数えていないし、ずいぶん前のことだから)

「デビューするのに、そんなに枚数は要らないよ」と笑われもしました。

嘲笑ではなく苦笑、またはほほえましい感じで。

 

「初応募初受賞」だったら、いわゆる「一発屋」に……それっきりになっていたと、わたしは思っています……性格的にそういうタイプです。

この場合「茹でガエル」のたとえはおかしい、と承知しつつ。

徐々に徐々に「書くこと」や「この世界のこと」に慣れていったから、どうにか20年を超えることができたのです。

 

フェリシモ文学賞をはじめとしたコンクールで重ねた体験……その蓄積がデビュー後に大いに活かされている、と改めて思った神戸。

 

シャッターボタンを押したのは、初心に帰った一瞬でもあったのでした。