うわさに聞いたことがあったのだけど、買ったきりで開いていなかった、この本(画像は最下部)で該当ページを探してみました。
終わりのほうに「旅で使えるエスペラント会話」というコーナーがあり、旅行会話の本でよく見る例文(「いつ着きますか?」とか「空室はありますか?」など)のほかに、
「きっとUMAのしわざです」
「私は宇宙人です」
などの例も載っていて……とても役立ちそうです!!
タイトルにした一文も登場します。書き写しますと、
En la hotelo, ĉiuj ĉambroj estas ekzorcitaj.
(エン・ラ・ホテーロ、チーウィ・チャムブロィ・エスタス・エクゾルツィータィ)
だそうです。
フロントでこういわれたら、安心して泊まれますね。
「UMA」という言葉を作ったのは、福島正実記念SF童話賞とジュニア冒険小説大賞で選考委員をお勤めの南山宏先生です。
エスペラント語では、英語の呼び方(Cryptid)と同じ感じで、kripto(隠蔽の意味でつける言葉)を使っているのですね。
「kriptobesto」
って、この本には書いてあります(後半のbestoは動物・獣を表します)。
「インターネット」「携帯電話」など(ザメンホフが生きた時代になかったもの)を表す単語ができていることに驚いたことがありますが、UMAだろうが宇宙人だろうが、表現できちゃうんですから、すごいなー、エスペラント語。
「UMAに出会ってみたいです」(Mi volas renkonti kriptobeston.)
※ 遭遇しなくないときは、否定の言葉を入れてね(Mi ne volas renkonti kriptobeston.)。