依頼書(正式名称ではないです)をいただいたので、来年も数作、童話を書かせていただくことが確定しました。
わたしは「講師」の仕事が好きだし、日々の仕事の大半はそれに関わることなんだけど、やはり実作者でいられることはうれしいです。
作家としてうれしいのはもちろんですが、講師としてもうれしい……。
「人さまに助言していること」が自分でちゃんとできているかの検証にもなるし、新しい方法の実験にもなるので、講師の仕事にも役立つのです。
「依頼書」を初めていただいたのは、どの仕事のころだったかな。
デビュー作は「応募したもの」だし、2作目は応募作(最終で落選した)を取っておいてくださった編集者さんが「長く書き直してみませんか?」とお電話をくださったことで実現した……3冊目は先輩作家さんのご紹介で(正式な呼び方じゃないけど)コンペ形式だった。
その後の本も、依頼はあれど「依頼書」は見た記憶がないものや「持ち込み」(のブラッシュアップ)などなど。
だから、初めて「依頼書」をいただいたときは「レアな体験」という感じがしました。
これは出版社にもよるだろうし、時期にもよるだろうし、編集者さんと自分との「関係性」にもよると思うので、「gotomiwaはそうだった」というだけのことなのだけど。
ほんと、すべての作家、すべての本作りに当てはまることなんて、ないのかも。
だから、わたしは常に「わたしはこうだった」というお話しかできないのですが……。
あら、やだ。
すっかり忘れていましたが、わたしのデビュー日(デビュー作の奥付の発行日)は2000年の12月25日。
つまり、先日「新年」に入ったんです。
これ、「何年目」と数えればいいのかな。23年目?
よくわからないけど、今でも「実作者」でいられるって(それが講師業にも役立つって)本当にありがたいことだと思います。
わくわく書こうっと。