ヘンテコな夢を見ました。
大人ばかりがいる教室があり、そこでなぜかわたしが「みなさんに教える」ことになるんです。
いつどこで会ったのか記憶がない中年男性に、懸命に物理のおもしろさを説こうとするわたし……
物理。
gotomiwa先生、転職か。
創作講師をやめるわけじゃないけど……
なぜか、わたしは物理が好き。
成績は全然ダメだったし(中学時代、理科2=生物・地学は好きだった)、今も全然、覚えることができない。
気象予報士の勉強をしたことがあるんだけど、静水圧平衡でつまずいてそれっきり。
気圧の計算もままならなかったし。
それでも、世界が物理に満ちていることは知ってる。
お鍋から湯気が立ち上るのも、ビンの蓋が開かないのも、床で足を滑らせるのも、踏み外すと階段を落ちていくのも……。
スピードを上げすぎて曲がり切れず、自転車が道のむこうの空き地にツッコむのも。
みんな、物理の領域だ。(たぶん)
ロマンを感じるのです。
リサ・ランドールの本を一冊読むのに年単位かかるけど。
「ひも理論」って聞くと、稼ぎのある女性に寄生するダメ男を連想してしまうけど。
夢の中では、知らない男性に向かって熱弁していたわたし。
うまく言葉にならなくてもどかしかったこと、目覚めてからも覚えています。
わたしは創作についてビギナーの方にお伝えする仕事が好きだし、わたしなりに情熱を持っているつもりだけど、あの夢の中で物理について語ろうとしたときの、
「ね、すごくない!?」
みたいな、おめめキラキラな感じを持てているかどうかは、わからないなー。
普段の自分から考えて、「おめめキラキラ」自体がありそうもない気がするけど……。
通信添削はともかく、リアルな教室のときには、
「見て! 読点の位置をここに変えると、全然ちがう絵になるんだよ!(キラキラ)」
って、してみようかな。
そうか、あの夢は「未来」か。
今年、リアルな場をいただくことでお話が進んでいます。
時期が来たら、記事にしますね。