(「2」になるとヘンなタイトルがつく映画みたいな……)
この記事を書いたのは一週間ほど前ですね。
あれから毎日、さなぎをチェックしていました。
というより、はたき落とさないか、踏んだりしないか、気が気じゃない毎日でした……というべきかも。
そして、毎朝写真を撮って「変化しないなー、緑だなー」なんて思っていたのです。
だんだん「ちょうちょ色(黄色っぽい色?)」になっていくものだと想像していたからです。
その朝に限って、スマホを持たずに外に出て(朝刊を取りに)……ついでにさなぎを見に行ってびっくり。
「空っぽ……(゜o゜)」
いつもより遅いから、羽化が見られなかったんだ、でも、羽化できたならよかった。抜け殻だけでも写真に収めよう。
と、スマホを取りに家の中に引き返しかけたら、目の端に見慣れないものが。
まだ、去っていなかったのです。
羽化して、石の壁をのぼって、その上にある「義母のお庭サンダル」にたどり着いたらしい……。
ここで一応、昆虫嫌いな方のための(サムネイル用の)落書きをはさみます。
いつもより見に行くのが遅くて、羽化のようすを観察できなかったのは残念でした。
でも、その時刻に気づけてよかった。
いくつかの幸運が重なりました。
たとえば、
・義母がまだ寝ていた(起きていたら、テラスに出ていた可能性大)
・義母が(暑いので自室ではなく)テラスへの出口になる部屋で寝ていた(でなければ、夫かわたしがテラスに出ていた可能性大)
下の画像でわかるかな、お庭サンダルの「中」にぶらさがっているんです。
上から見たら、ほとんどわかりません。
おそらく、気づけずに足を入れていたはず。
夫かわたしなら、義母のサンダルを履かないとしても……わたしのサンダルもあるので、わたしのを履くために(横着して)義母のを踏んでいた可能性だって……。
蝶の被害だけでも悲しいけれど、履こうとして驚いた義母がバランスを崩して石から落ちた場合……命に関わる結果になりかねません。
(だから、危機一髪がダブルなのです)←タイトルの説明
このままではダメだ、と思い、義母のサンダルを高いところに置き直した直後、蝶は飛んでいきました。
もうちょっと休みたかったかもしれないのに……引っ越しさせてごめんね。
だけど、飛び立つ段階までたどり着けてよかった。
わたしが育てたレモン、その葉で育ったアゲハです。
孫のようだ……( ;∀;)
可能なかぎり、元気でね。