いえ、ラジオ体操は普通、手ぶらで(何も持たずに)するものですよね。
でも……昨年のわたしは発明して(?)しまったのです、手にウェイトを持ってする「パワーラジオ体操」を。
調子がいいときは片手1キロ。
普通のときは500グラム。
わたしは最近、「調子がいい」ことがまったくありません。
ずっと立っていれば座ることが、ずっと座っていれば立つことがしんどかったりして。
それで、改めて考えてみたのです。
調子がよくないから(FitBoxing以外の)運動をサボり気味なのではなく、サボり気味だから調子がよくないのでは? と。
まずは(コロナ禍の初期のように)ストレッチから……と思ったのですが、ストレッチ用のヨガマットに座る(?)のも「よっこらしょ」なんです。
「は~~~、立ったままストレッチはできんのか?」
そんなわがままが炸裂したとき、気づきました。
ラジオ体操にも、ストレッチ的な効果があるのでは?
再開しよう。
が、ウェイトを手に……なんて無理。
500グラムでも無理。
ここで、しばし停滞しました。
正月ボケでしょうか、「普通に」すればいいってことにしばらく思い至れなかったのでした。
「あ、手ぶらでいいじゃん」と気づいて、やってみたら、たいへんなことに。
自重だけで「ひーこら」いってしまいます……正確にいえば、わたしの口だけではなく、カラダのあちこちがピキピキ・ミシミシって鳴っています。
これらの音がしなくなったら、またパワーラジオ体操をしようと思うのですが、いったいいつになることやら。
自身の衰えぶりにがっかりしつつ、例によって「ゼロよりはまし」理論で、カラダの(関節の?)声に耳を傾けながら、一日ワンセットでいいから続けていこうと考え中です(理想は朝晩で2セットだけど)。
ラジオ体操のせいでほんのり筋肉痛になったりはしていますが、不調が悪化した感じはありません。
……ということは、やはり運動不足の蓄積が原因だったのか?
ああ、「おばあさん」みたいだなぁ、自分。
実際に老女なんだけど。
老女なりにがんばるしかありませんね。
(サボり期間は長かったとはいえ、カラダはそれなりに覚えています。はじめたばかりのころはできなかったのに……だから意識して練習したので……今も、振り上げた左右の腕の高さが自然に揃います。見ていてキモチイイですよ)←小さなヨロコビ