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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

出版お祝い会

この夏、たぶん10年以上ぶりに、ふたつの(三名の方の)出版お祝い会に出席させていただきました。

 

このブログは「つまらないこと」を書くためのものだし、わたし、「感想文」の成績ダメダメだったし、書評なんてもっと無理なので、話題にしていいものかさえ迷ったのですが……。

「書きたい人」のための「おせっかい」タグを作っているので、ご紹介させていただくことにしました。

 

以下のリンク(版元さんに飛びます)は刊行順です。

www.doshinsha.co.jp

saela.co.jp

www.shinko-keirin.co.jp

わたし自身は、公募マニアから新人賞を経てのデビューでした。

ほぼ新人のころ「出版お祝い会」というのがあると知って、「いいなー」って編集者さんに言ったら、「まぁ、授賞式が『それ』みたいなものだからね」って慰め(?)られた……。

 

ご紹介した三作品は、いわゆる「受賞作」ではないのです。

 

児童書でデビューしたい方は、大勢います。

わたしがデビューした四半世紀前も、その前も、もちろん「今」も。

でも……今、児童書出版社への原稿持ち込みは「ほぼ、できない」状況です。

新人賞(にあたる公募)を運営している出版社の方に「持ち込んでいいですか?」と尋ねれば、「うちの賞に応募してください」と答えられたりします。

新人賞の中には、ジャンルやグレード、応募資格などの「縛り」が設定されているものもあり、「自分が書きたいものと、マッチしない」という訴えを耳にすることもあります。

 

「どうすれば、デビューできるの?」と途方に暮れている方も、多いかもしれません。

わたし自身も、今「児童書の作家になりたい」と願っている身なら、「どうすりゃいいのよ? デビューなんて無理じゃん」と不貞腐れていたかも……。

 

でも。

 

もし、そう思っている方がいたら、この記事の三作品を思い出してください。

そして、以下のことを自問してください。

・全力で書き続けているか(ここにはきっと「読んでいるか」も含まれます)。

・編集者さんとの出会いのチャンスをつかむために何をしているか(編集者さんとつながらないと、本は出ません)。

・くりかえされる「書き直し要求」にくらいついていける創作体力があるか(わたし自身、「書き直しが本番」と思っています)。

 

きっと、ほかにもチェックポイントはあるでしょう。

三名の作者さんは「もっともっと、こんなこともしてきたんだからね!」って(もし、ここをごらんになったら)イライラされるかもしれません。

 

作品を書きっぱなしにしていないか、白馬の王子を待つように「見い出される」ことを期待していないか、もっともっとすべきことがあるのではないか……。

「新人賞は合わない」と思っている方には特に、考えてみてほしい……そんなふうに思います。

(とか、エラそうに書いていますが、もしわたしが今、その立場なら、「全然足りてない」自信があります。デビュー後もいっぱい「チャンス」を逃していますし)

 

***

 

小林史人さんのお祝い会のとき、担当された編集者さんに思わず、「素敵な本を出してくださって、ありがとうございました」といってしまいました(/ω\)

それは文字どおりの意味ではありますが、同時に「新人賞を経なくてもデビューできる」と証明していただけたことへの感謝でもありました。

小林さんや高村さん、そして橋長さんのような、素晴らしい「前例」があることが、gotomiwa先生としても「希望」になるのです。

受講生の方に「諦めるには早すぎ、まだまだすべきことがあるでしょ」って、胸を張って叱咤激励できますから。

 

みなさん、おめでとうございます。

そして、「証明」をありがとうございます。

定型の挨拶文ではなく「ますますのご健筆」を祈っています(いえ、信じています)。

持ち歩いたせいで、カバーがちょっとヨレちゃったりしていますね、ごめんなさい。
上記、並び順はリンク順と違っています。
(主人公アップの書影のあいだに、ロングのをはさみました)