若いころ、とある本に「お釈迦さまは約束をしなかった」という意味のことが書かれていました。
理由は、ざっくりいえば、「未来は確実じゃないから」。
約束したことを「絶対」果たせるとは限らないからです。
だから、約束はしないんだって。
わかる~~~と思ったのです、読んだとき。
もちろん、著者の方だってお釈迦さまに直接聞いたわけじゃないから、この話が真実かどうかもわからないんだけど……その「考え方」はわかる。
わたしもそう考えるタイプだから。
先日、読書会の参考資料に数十年ぶりに映画「カサブランカ」を観まして。
以前観たときは気づけなかったイングリッド・バーグマンの「かわゆさ」にキュンキュンだったのですが。
序盤、女性に「今夜は会える?」みたいに聞かれたときの、ハンフリー・ボガートの(あ、役名で「リックの」というべきか)、
「そんな先のことはわからない」
という有名なセリフ……そのすげない回答に、お釈迦さまのことを思い出したのでした。
脱線するけど、その前の会話は、
「昨夜はどこに?(なぜわたしに会ってくれなかったの? 的な意図と思われる)」
「そんな昔のことは覚えていない」
なのですが……こちらは、父を思い出してしまいました。
父は認知症で、短期記憶の機能(?)がなくなっているので……(一時間前のことも覚えていなかったり)。
なんて気は散ったけど、映画自体は、やはり素晴らしいものだと思います。
恋愛映画に分類されているかもですが、反戦映画でもありますよね(アメリカ視点の、ですが)。
……話が逸れまくっています!
とにかく、「約束」が苦手な(心理的抵抗がある)わたしは、未来形で「一緒に○○しましょう」「○○で会いましょう」みたいな連絡をするとき、ぶっとい予防線を張るというか、「もしも、こうなってダメになったら」みたいなことを考えてしまうし、くどくならないようにと思いつつ、お誘いのメールに「くどさ」が滲み出ていると思うし……なんか、重いんじゃないかなと。
実際、「もしも、こうなった場合は」とか「万一、○○のときは」とか書いちゃうもんね。
「もしも」や「万一」が面倒なメールだなぁと思われたときは、
「gotomiwa、お釈迦さまになってるんだな」
と考えていただく……のは相当無理がありますよね、すみません!