新しい洗濯機が来て、いちばん驚いたのは、
「全然、そっくりじゃないわ」
ということでした。
いえ、実際に同じシリーズというか、同じメーカーで同じ容量の、シンプルな全自動なんですが……。
はじめに運転音を聞いたとき、不良品かと疑いました。
脱水時の音がね、「ブー、ブー、ブー(ン)」って感じなの。
あいだに読点が入るんですよ。
以前のは、脱水運転中ずっと切れない感じ。
「ブォーーーー(中略)ーーーン」だったのね。
「なんか、変だ……」
心配しながら脱水終了後に開けてみたら、びっくり。
タオルが……ふんわり、してる?
ほぐれてるんです。
以前の洗濯機って(それ以前のも)、脱水が終わった後のタオルその他(ネットに入れていないもの)は洗濯槽の側面に張りついて固まっていた。
干すときに「パン!」って広げないと(空気を入れないと)いけなかった……
(わたし、柔軟剤が苦手。使わないから、タオルの「硬さ」もかなりだったと思う)
それなのに、新しい洗濯機では蓋を開けただけで「やわらかさ」がわかる……洗濯物たちが脱水後と思えない姿で、こんもりしてるんだもの。
前のは2011年製、今のは2024年製。
13年の間に進化したんだねぇ。
最新のドラム式を使っている方など、この記事を読んで「gotomiwaは今ごろ何を言っておるのだ」と思うかもしれません。
いいのいいの、「ちょっと感動した」と言っておるのよ。
ただ……。
わたし、あの「パン!」っていう作業がけっこう好きだったんだなって気づいたことも、言っておこうと思います。