わたしが所属する日本児童文学者協会では、2年に一度「新入会員のつどい」を開いています。
その2年のあいだに入会した人が対象のイベントで、理事長から協会の話を聞いたり作家さんの講演があったり……そのときどきで細かくプログラムは変わります。
(この「つどい」がない年には「合同ミーティング」という、協会の部や委員会の活動をしているメンバーだけの集まりがあります)
今年は「つどい」の年でした。
メインはzoomを利用して行われ、後日、東京でリアルな飲み会(?)もあるようです。
基本、「つどい」を統括する組織部と対象となる(新しい)会員さんだけのイベントなのですが、隅っこに参加させていただきました。
事業部長だから、です。
「だから何かした」というわけではなく、事業部が統括する協会の各講座を経由して入会される方が多いので。
わたし自身が入会の「推薦人」をさせていただくことも多かったので、「みなさん、お元気かなー?」みたいな気持ちで。
(実際、ご参加のうち半分くらいの方は各講座を通じて知っていた気がします、数えてはいないですが。講座に関係なく知っている方もあり、アウェイなのにアウェイ感がなかった……久しぶりにお顔を見られてうれしかったです)
事業部長として最後の新年。
「つどい」をのぞけるのも最後のチャンスなのでした。
遠い遠い昔、わたしも「つどい」に参加しました。
まだ「コロナ」の未来なんて想像できず、zoomって何? な時代。
PCにカメラがついている(自分でつける)なんてこと、一般の人はしなかったと思います。
っていうか、一人一台PCみたいな時代でもなかったね……。
わたしのデビューのころって、出版社だって、編集部にひとつのメールアドレスって感じだったもんなー。
(だんだん、文字どおり「パーソナル」になってきて、スカイプとかで「PCを使って遠くの人と話す」時代になりましたが)
わたしが「新入会員のつどい」の対象者だった年……同期にはあんな方やこんな方がいらっしゃいました。
お名前は出しませんが、書けば「へええ!」と言われそうな人気作家の方々が会場にいらっしゃったのです。
(全部で20人程度だったように思います。首都圏や、その日に上京できる人しか参加できなかった……「リアル」の時代ですからね)
スタイルは変われど、新入会員として「つどい」に参加できるのは一生に一度だけ。
(催す側になるなど、何かしらの理由でその場にいることはできるとしても)
今年の「つどい」に参加していらしたみなさんは「同期」なのですよね。
これからも、部活動(縁あってメンバーになった方は)とか各種の講座や交流会などで再会していかれると思います。
わたしがかつての「つどい」をなつかしむように、「あの年に一緒だった方と、今はこんな関係だわ」なんて、将来しみじみされるかも。
どうぞみなさん、末永く「良き仲間・良きライバル」でいてください。
「負けて悔しい(花いちもんめ?)」みたいなこともきっと起こるはずだけれど(※)……リアルな生活ではなかなか出会えない「書き手仲間」という存在を、お互いに楽しんでいただければと思います。
今後(立場的に)「つどい」をのぞくこともできなくなるゴトウの、ささやかな願い(いえ、おせっかい)であります。
※ 思いっきり悔しがっていいと思います、そういうときは。
自分が落選したときに「(仲間の受賞が)自分のことのようにうれしい」という表現、一種のレトリックなんだろうけど、好きなレトリックじゃないから、わたしは言いたくないです。実際、言ったことないな。「よかったね!」とは思うけど、うれしくはないだろうって……。
この先、自分にもチャンスがあるかも? と思えるのはうれしいこと(?)だとしても。
悔しいときは正直に、まっすぐに「自分ごととして」悔しがり、「自分のことのように」じゃなく「その人のうれしさ」にただ共感すればいい、と、わたしは思っています。
(いうまでもないけど、悔しさのあまり「あの人なんかが」とか「あんな作品が」とか「選考委員、見る目ない」とかいうのはナシです、カッコ悪いです)