9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

「プロは書き直しが9割」

不意に、そんなフレーズが浮かんできました。

少し前に流行った(今も流行ってる?)書籍のタイトルみたいだけど。

それで、未来の自分を叱咤するためにも今日の記事を書きます。

 

公募時代……一般的な(企業や自治体の)童話賞では、入選した作品がほぼそのまま活字になりました(作品集収録など)。

「ほぼ」なのは、表記を変えたり、みたいなことはあったからです。

 

でも、仕事で書くのは違う。

「OKです(内容的に)」と言われた後に「OKなので書き直して」みたいになることがある……というか、書き直しを経ずに本になったこと、あったかな?

その直しの指示がプロット段階で来るなど、ケースバイケースではあるのだけど、とにかく「直し」ができないと「その先」もない……。

 

もしかすると、「直し」は初稿を書く以上のエネルギーを要するかも。

ってことは、初稿段階でひーひーいってちゃ、あとが続かないってことだ……うわあ……(と、頭を抱える)。

 

古い作家仲間に会うと「ゴトウは公募時代すごかった、入選しまくった」的な、偽神話(?)を語られることがあるのだけど(落選数こそ、すごいんだい)。

もし……もしも、わたしが公募での入選しか体験していなかったら(出版のためには書き直すんだよ、と知らなかったら)たぶん……たぶんだけど、

「カン違いした人」

になっていたと思う。

「わたしは書けるオンナ。プロ並み、ううん、もうプロね、ふふん♪」

みたいな?

 

……うまく言えないけど。

 

とにかく、デビュー当時から作家仲間とよく話題にしたり、少し前も記事にした気がする「どうなればプロか」という、その条件みたいなものに、

「出版のための書き直し要請に120%応えられるのがプロ」

と入れたいキモチなのです。

 

だから、講座とかでも「書き直してね」と言ってしまうのかも。

作者個人の「推敲」(これも大事だけど)と、わたしがこの記事を書きながら思い浮かべている「直し」とはベツモノです。

作家を目指すなら、「がらりと変える体験」はしておくほうがいいと思う……。

実際、内容が認められてもグレードを変えて(必然的に枚数も変えて)出版とか、あるし。

公募の経験だけだと、書いたものは「入選するか・落選するか」の二択。

(直せたら賞をあげますよ、みたいなのは、普通はないもんね)

わたし自身はその潔い二択も好きだったんだけど……仕事にしたいなら「直し」で食らいつく体力(?)が必要になると思うから。

 

老女になった今、作品(初稿)が書けたとして……編集者さんに読んでいただけたとして……「直し」要請が来たとき、その瞬間の衝撃を受け止められるのか※……不安なのです。

体幹は鍛えるべきですね、やっぱり。

 

 ※「120%応じられるのか」以前のハナシです、とほほ。