門の脇の小さなサルスベリに、毎日のように来ていたのです。
スズメバチが、一匹。
(工事現場のヘルメット風に黄色いのよ、頭部が)
これがメルヘンなら、秋になっても咲いているそのピンクの花に恋をしたハチが……みたいになってもいいんですが(いいんですか?)。
現実は、とっても困ります。
郵便受けも近いので、気づかずに手を伸ばしたりしたらたいへん。
わたしはこれまでに、ミツバチ(?)に軽く、アシナガバチに盛大に刺されておりますが……※
スズメバチは、いやです(いえ、どのハチもいやです)。
恋しているならかわいそうだけど、何日も続いているので、とうとう殺虫剤をふりまいて、追い払ってしまいました。
木にも薬をかけておいたから(サルスベリよ、すまぬ)その恋、諦めてくれるといいな。
十年余り前、スズメバチに、庭の椿に巣を作られたことがあります。
葉の茂った奥のほうなので、全然気づけず、グレープフルーツサイズになっていて、専門家に取ってもらったのでした。
その当時、義母がハチ(?)に刺されたらしく、救急車を呼んだことも…。
(アナフィラキシーショックではなく、刺されたらしい、ということにパニックになったみたいです)
スズメバチにもいろいろ事情はあると思いますが、こちらには、刺されると命に関わるという事情があるのです。
どうか、そのあたりをお察しいただき、立ち入りはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
……とりあえず、恋するスズメバチのメルヘンは書いとこうかな?
※ アシナガバチに刺された体験を(童話にして)賞金に替えるという貪欲なわたし。
(以前もご紹介しています。ご存じの方はスルーでお願いします(^^ゞ)