むかしむかし、あるところに……ではなく。
生協のカタログに「もも太郎」が初登場したのは昨年? 一昨年だったでしょうか……
うちの地域の生協のカタログの「リクエストコーナー」的なページですので、定番ではありません。
(ここによく載って、定番化した商品もかつてはありました。「松山あげ」とか)
解説をよく見ると、イチゴかき氷の味だと書かれている……
商品名のみならず、パッケージのイラストも「もも」なのに。
はじめは説明文の誤植だと思ったほどです。
へんなの~、と笑いつつ、商品名からして「岡山」のものなんだろうなぁ(そちらの出身の人がなつかしがってリクエストしてるんだろうなぁ)と思っていました。
新潟のソウルフードです、と教わったのは今年です。
使われているのはリンゴ果汁だ、ということも。
「もも太郎」だけど新潟で、「もも」なのにイチゴ味で、イチゴ味なのにリンゴ果汁?!
箱に「果汁6%」って書いてあるけど……リンゴ?!
自身のことではないけれど、なんというか、
「アイデンティティの崩壊」
みたいな気持ちになりました。
これはもう、買ってみるしかない!
というわけで、その週の生協の注文書へ、真っ先にポチリ。
翌週届いて、実食。
わたしは普段かき氷系のアイスを食べないので、味についての論評(←大げさな)とか比較とかはできないけど、なんていうか、「ザ・かき氷(イチゴ)」みたいな潔さがいいです。
ひと口目が、むっちゃ甘い!(そして、イチゴシロップ味)
1本目はびっくりしたけど、慣れてくると(6本入りで、まだ途中)おいしい……っていうか、そのひと口目が「楽しみになる」感じ。
水以外でいちばん多く使われているのが「砂糖」ですもんね(原材料名参照)。
甘いはずです。
「砂糖(国内製造)、砂糖・異性化液糖」って……「2回いいました」みたいになっている「砂糖」……そこも潔い。
こういうものに「甘さ控えめ」なんて不要です。
そして、色素はムラサキイモ。
モモ味じゃないけど、イチゴも入っていないという……。
なんか、もう、好きだわ。
ところで、新潟だから「えちご」と「いちご」をかけてあるということは……ないかな、やっぱり。
(パッケージの「開き」を作りましたので、ごらんください)