道の駅で買ってきたリンゴをしまっておいたあたりから、いい匂いがすることには気づいていました。
匂いを嗅ぐたび、「そうだ、リンゴを食べよう」を思って、取り出して食しておりました。
残りはいくつかな。
のぞきこんで、初めて気づきました。
不思議なリンゴがひとつ。
む、剥けている……。
初めて見ました、こんなの。
何が起こったのか、未だにわかりません。
実の表面は乾いていました。
指でぎゅうっと押すと、水分が……。
中のようすは?
味は?
興味ある……あるけど……知りたくない……。
一晩のあいだに、皮は自ら一枚、また一枚と剥がれ落ちていきました。
そのまま捨てるつもりだったけど、好奇心に負けてふたつに切ってみたら、中は全体がうっすらと、「空気にさらされたときのリンゴ」みたいな感じになっていました。
表面はリンゴの実の色のままなのに(乾いてるけど)。
さすがに、ふたつ割りの写真はなし。
味見もなしで、すみません。
(ちなみに、残っていたほかのリンゴは普通の姿でした)
勝手に剥けたリンゴは、オブジェっぽくもありますね(ないですか?)。