年上の方は、60歳になる前後に似たような経験されているのではないでしょうか。
それは、金融機関からのお手紙とお電話。
年金に関する相談会の案内とかね。
夫には「退職金をどうするの?」的な電話も多かったな。
残念ながら(?)夫はまだ働いておりますが。
(娘たちが中学年のころの=私立中学入試のための=家庭教師営業とか、成人式向けの振り袖のダイレクトメールみたいなものですね、「年齢」で来るのですから)
郵便はこれまでにも来ていますが、わたしにも、とうとう電話が来ました~~。
退職金狙いかどうか、先方は明言しなかったけど、
「もっと預けませんか?」(意訳)
という、いま思い返せばとんでもない電話だったなー。
金利がどうとかって「あなたのためよ」というふりで、「もっと」なんだもん。
「上乗せできるお金なんて、ないですよー」(そもそも退職金なんてないし)
って笑って切ったけど、枕草子の「すさまじきもの」を思い出してしまった……。
「昼吠ゆる犬、春の網代、云々」っていう、あれです。
興ざめなものってことね。
日々楽しく過ごしているgotomiwaですが、年齢ゆえに、何かしらの「すさまじきもの」にはこれからも出会ってしまうかもしれませぬ。
ま、すさまじい程度なら、「よし」としませうか。