保温ボトルを買ってみました。
早朝に、温かい(冷めてない)お茶を飲みたくて。
毎朝、黒豆茶とかルイボス茶とか何らかのお茶をマグカップ一杯、作って飲むのですが、当然のごとく、飲みきらないうちにアイスティーになってしまいます。
(パソコン部屋は暖房なし。エアコンはあるけど、使いません。早朝のわたしは、全身に膝かけをぐるぐる巻きにしています。それで過ごせる程度には「寒くない」ともいえますね)
すぐ近くに電子レンジ(娘が最初のひとり暮らしのときに買ったお古)があるので「いちいち温め直せばいいや」と思っていたのですが、古い製品のせいか、騒々しい。
まだ寝静まっている時間に、
ブオオーン……チーン!
って音が響くのに……そういう物音を立てることに抵抗があって。
(それで目を覚ます人はいないと思うんだけど……家の構造上)
電気ポット程度の音なら、いいんだけどなぁ……。
必要なのは「保温」だ、と思いました。
ステンレスの保温マグと、迷ったのだけど……。
保温マグのほうがボトルより早く冷めるかもしれないし、カップ自体はもう、いくつもあるんだし。
ボトル(水筒)なら蓋をがっちり締める分、こぼれる心配もないし、仕事中(紙類がいっぱい)もそばに置けるかな。
というわけで、お手頃価格の保温ボトルを買ったら……。
「その1」
遠い昔のことを思い出しました。
娘が小さいとき、創作時間を確保するために「一緒に寝て先に起きる」というのをはじめました(それが今でも続いています。ブログの名前にさえなっています)。
まだ、電動の湯沸かし(保温)ポットも電気ケトルも導入していないころ、夜のうちに保温水筒に紅茶を入れておいて、早朝、それで暖を取っていました。
創作のための工夫は惜しまなかった。
といえば、それなりにカッコよさげですが、書きたくてたまらなかったし、書きやすいワープロがあったのです。
(キヤノワードαに勝るものには未だに出会えません。原稿用紙数枚分を一気に入力してから変換するので、脳内にある言葉をザーッと機械に流し込むことができた……「変換作業」に気を取られずにすんだ……楽しかった……)
そして、「インターネット」がなかった。
ネットサーフィンも「オンラインでの交流」もせず、ひたすら作品を書くだけの時間でした。
なつかしいな。
いや、なつかしがっていないで当時のように過ごすべきなんだろうな、せめて早朝は。
「その2」
保温ボトルを買ったら、洪水が起こりました(?)。
お手ごろな価格のボトルのせいなんでしょうか。
直飲みタイプ(中栓なし)だと、どうしてもそうなるんでしょうか。
お茶を作って、しばらくして開けると、水滴が、
だばー!
蓋から落ちて、周囲がたいへんなことに。
作り立ては直飲みできないので(冷めてからも、直飲みはしないかな)カップに注いで飲むわけですが、そのまわりもたいへんなことに……。
暖かいままお茶を楽しめるのはいいけれど、これは気をつけなくてはなりません。
大事な紙類が近くにあるときは、使えそうにないです(誤算)。
湯気が水滴になった……ということは、これは「きれいな水分」だよなー。
いちいち拭けば、雑巾がけ代わりになるかもしれません。
まぁ、真冬の早朝にアイスティー……じゃなくなっただけでもいいかな、というところです。
現場からは以上です。