ジュニア冒険小説大賞の応募は、6月末日(消印有効)が締め切りです。
ラストスパートの週末。
力作、楽しみにお待ちしています。
……なんて、応募していただく側の一員(選考委員です)として、それっぽいことをいっていますが。
わたし自身はモノカキとして万年初心者だし、実際に進歩がのろいので、あまり堂々としていられなくて、すみません(誰に謝っているのか)。
新人賞を狙っている方(デビューを目指す方)は落選のたび、
「なんて厳しいんだ」「とてもつらい」「どうすればいいんだろう」
と思われるでしょう。
(「選考委員の見る目がないんじゃないか?」という疑惑がかすめたり、「そもそも自分の応募作はちゃんと配達されたのか?」とまで思ってしまったりするのは、よくあることです)
正直にいうと、デビュー後のほうが「もっと厳しく、つらい、どうしていいかわからないこと」が起こったりします。
身も蓋もなくて、ごめんなさい。
だけど、「これで人生はバラ色よ」なんていったら、絶対にウソだもの。
ここらへんは、「結婚がゴールじゃない」というのに似ていると思います。
新人賞受賞は「スタート」…というか、入場券をもらった程度のことかもしれません。
そこでどう動くかはあなた次第(待ち時間の長いアトラクションも多いし)。
でも、その世界に足を踏み入れないとできない経験って、きっといっぱいあります。
ぼーっとしているわたしでさえ、「まさか、そんな!」みたいなことがいくつもあったのですから。
あくまでも当社比……ぼーっとしているわたしにしては、ですけども。
(そして、そのほとんどは、このような公開の場では書けないことですけども……)
人生が刺激的になるのは、まちがいありません。
「応募するつもりだけど、完成しないかも…」という微妙な段階の方には特に、
「この週末、気張って、ぜひご応募を!」
と、文字を大にして申し上げたいです。
(フォント替えはしませんよ。あれ、苦手なんです)