自分の作品が(国語の)テスト問題になるって、考えてみたら、不思議。
わたし自身はそんなに成績よくなかったから。
わたしの国語の成績は、赤点経験ありの数学や、赤点すれすれの化学ほど悲惨ではなかったとはいえ、すっごくムラがあった……
作家って、国語の成績がよかったイメージを持たれそうだし、実際そういう人が多いのだろうけど、わたしは「相性」に左右された気がする。
たまたま興味を持てる(理解ができる)題材のときはそれなりの点が取れ、「つまらない」「わからない」ときは、ダメ……みたいに。
拙作が使われるテストを受ける少年少女が、「相性いい」と感じてくれるといいなぁ。
「この問題文、つまんなーい」
とか言われたら、どうしよう……(←どうしようもできん)
使用の申請書に「この部分を使います」ってコピーが同封されてきたので、久々に自分の作品(の一部分)を読み返してしまって。
なつかしさに打たれつつ、
「テストのあと、『問題文、おもしろかったなー、前後が気になるなー』って、改めて本をまるごと手に取ってくれる子がいるといいな」
などと夢見ております。