今週のお題「何して遊んだ?」
というのを見て、たまに人にお話しする際、気になっていたことを。
子どものころ東京に住んでおりまして、同世代でも地方によって「はやりの遊び」が違ったりするのだと思いますが(5年生で大阪に引っ越したら、確かに違っていました)……かなり狭い地域でも「呼び方の違い」とか、あるのでしょうか。
一般的には「ゴム飛び」かもしれないので、普段はわたしもそう表記することがあるその遊び、当時のわたしたちは「ゴムだん」と呼んでいたのです。
一応ひらがなにしていますが、イメージでは「ゴム段」ですね。
持ち手ふたりで張ったゴムひもを、地面すれすれから、くるぶし、ひざ、腰、頭上、頭上にてのひらを広げた高さ、腕を伸ばした高さ……と段階的に上げて、飛び越えていく遊びだからです。
スカートの裾をパンツの裾に押し込んで即席の「ブルマ」にするとか、空中で反転して(うしろ向きに)着地する「女飛び」(正面を向いたままなのは「男飛び」)とか、いろいろなつかしいんですが……。
当時、「ゴムだん」専用のゴムが売られていました。
輪ゴムのゴムが、輪ではなく、長い長い一直線になったものです。
(輪ゴムをつなげてゴム飛びに使っていたという話も聞いた気がするので、誰でも専用のゴムを使っていたわけではないみたい)
長いゴムの束が、吊り下げられて売られていたのが、今でも目に浮かびます。
わたしと同じように、あのゴムを使って「ゴムだん」とやっていた人に、いつか出会えたらいいなぁ。
「ねぇねぇ?」
「そうそう!」
って、なつかしんでみたいです。